私たちについて

About us

私たち鹿児島循環器黎明は入会者を募集しております。どうしても最新の医療の中心は都心部へ集中してしまいますが、私たちは地域に密着し鹿児島で医療の発展に努め、貢献したいと思っております。私たちの考えに共感していただき力添えをくださると幸いです。少しでもご興味がありましたらお問い合わせ下さいませ。

沿革 History

昭和49年5月
鹿児島大学医学部 旧第二内科(現 消化器疾患・生活習慣病科)第1研究室に中村一彦、宮原健吉の2人で循環器グループを発足させる。
7月
中村、東北大学抗酸菌研究所で心臓超音波断層診断の研修。
昭和51年
中村一彦ら、初めての論文、滲出性心外膜炎の超音波所見について。鹿児島大学医学雑誌 28:607-617、1976
昭和53年9月
福田陽一郎、東京養育院病院で血液・凝固に関する研修
昭和55年4月
高岡茂、東京養育院病院でRI診断に関する研修
4月
大重太真男、小倉記念病院で冠動脈疾患に関する研修
4月
片岡一、東京養育病院で、心臓病理およびRIに関する研修
11月
初めての欧文論文 福田陽一郎ら Hypercoagulability in patients with mitral stenosis - From the Viewpoint of the behavior of Plasma Antithrombosis III and Alpha2-plasmin Inhibitor- Jpn Cric J 44:867-874, 1980
昭和56年4月
急性心筋梗塞の冠動脈内血栓溶解療法が鹿児島で初めて行われる。
昭和57年5月
黒岩宣親、山口大学第二内科で血行動態に関する研修
昭和62年7月
橘裕紀を中心に冠動脈形成術が始まる。
初めての海外誌への投稿。真田純一ら、Late Diastolic Mitral Regurgitation Studied by Pulse Doppler Electrocardiography. Am J Cardiol 59:1366-1370, 1987
平成3年9月
田中康博、University of Washington、Seattle、USAへ留学。心臓超音波診断の研究。
平成4年3月
中村一彦、橘裕紀、薗田正浩 国立南九州中央病院(現 鹿児島医療センター)に赴任。第二循環器科設立。
平成5年
冠動脈形成術:経皮的粥種切除術(DCA)、冠動脈ステント留置術(橘、薗田)。
平成10年6月
塗木徳人、土浦協同病院へ、電気生理学、アブレーションに関する研修。
平成10年7月
経皮的冠動脈形成術:ロータブレータによる治療(薗田)。
平成11年10月
国立南九州中央病院(現 鹿児島医療センター)に臨床研究部が開設され、中村一彦が初代部長となる。
平成11年12月
頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーションが始まる。(塗木、加納)
平成12年10月
鹿児島で初めての心臓移植待機患者を、県防災ヘリコプターで国立循環器病センターへ搬送。
平成13年2月6日
第一回黎明心臓フォーラムが開催される。
平成14年3月25日
鹿児島県成人の生体肺移植、第一号(原発性肺高血圧)
平成20年12月12日
第一回 城山循環器カンファレンスが開催される。
平成21年1月
当グループの本拠地を鹿児島医療センターに移転する。
平成23年4月
下川原裕人、岡山医療センターへ、肺高血圧、特に慢性血栓性肺高血圧症に対する血管形成術の研修。
平成25年5月
鹿児島で初めての経皮的肺静脈形成術施行(下川原)。
平成28年6月
平峯聖久、小倉記念病院へ、経皮的大動脈弁置換術の研修。
平成28年6月9日
デバイス感染患者のリード抜去術。南九州で最初。
平成29年6月29日
鹿児島で最初の経皮的大動脈弁置換術施行(平峯)。
平成29年9月
リードレスペースメーカ植え込み。
平成30年4月
伊集院駿、Friedrich-Schiller-Universität 、Jena、Germany留学。弁膜症に対するインターベンションについて。
令和1年6月
馬場善政 小倉記念病院へ、structure heart disease、特に経皮的僧帽弁接合不全修復術に関する研修。

想い thought

患者さんの力になれるように
努めてまいります。

鹿児島大学医学部旧第二内科(現 消化器疾患・生活習慣病科)循環器グループは、鹿児島の患者さまが最新の治療を遅滞なく受けられることを大きな目標に設立されました。超音波診断機器の導入から始まり、鹿児島から県外に紹介していた経皮的冠動脈インターベンションを鹿児島でスタートさせることから、当グループの歴史が始まりました。
最近は、虚血、不整脈、心不全、弁膜症等と、より細分化、高度化されておりますが、その精神を引き継ぎ、現在も変わらず、新しいものを取り入れようと懸命に努力しており、鹿児島の循環器医療を牽引していると自負しています。
旧第二内科は消化器、肝臓、血液、循環器、腎臓、呼吸器、糖尿病グループと幅広い分野で構成されていました。医局のモットーは、各専門医である前に総合内科医であることと教育され、今でもその精神は引き継がれています。医学の進歩は以前に比べ、飛躍的に進歩していますが、今後も新しいものを取り入れ、また、発信していけるよう鋭意努力してまいります。
これからも鹿児島大学消化器疾患・生活習慣病科の皆様を始め、応援して下さる皆様方とともに、これからも患者さんの力になれるよう努めてまいります。

私どもと志をひとつにしてくれる人を募集しています。
お問合せ